社会人留学とは、現在社会人である、また社会人を経験した後で留学することですが、どのような留学ができるのでしょうか?
仕事の都合上短期になる方もいれば、一念発起で長期留学する方、今後のキャリアアップを目指す方、資格を取得したい方など目的や状況によって様々だと思います。回は社会人の方向けのオーストラリア留学について紹介していきます。
1. 社会人留学について
「高校卒業後、また大学生が留学するイメージはあるけど、社会人になって留学する人っているの?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、グローバル化が今なお進む現代において、社会人の方も多く留学しています。
その留学目的は様々で、語学(英語)を活かして仕事をしたい方、キャリアアップや資格取得を目指す方など、将来のありたい自分の姿を実現できるように環境を変えてチャレンジされています。
2. 留学目的や将来のビジョン
社会人の方だからこの留学タイプになります、ということはありません。これは、社会人の方に限らず留学する方に当てはまることだと思いますが、留学のタイプは留学の目的でそのほとんどが決まります。
いくつか例を挙げると、
留学を転職に活かしたい
ビジネス英語を学び世界で活躍したい
英語を学ぶと同時に資格(英語教師、バリスタなど)も取得したい
MBAを取得し外資系企業に勤めたい
南国でリフレッシュしたい
など、目的により留学タイプが全く異なります。
まずは、何故留学するのか、その目的や将来のビジョンをできるだけ明確にしましょう。それが決まれば、留学タイプが自然と絞られ比較的簡単に決まります。
3. 留学タイプ
留学のタイプはその目的によって異なりますので、ご自身の状況に合い、留学後にプラスに働く選択をすることが重要になります。
■語学留学
コース期間が3ヶ月以上になる場合は、学生ビザを取得して留学する必要があります。オーストラリアのコースの種類とその内容は非常に充実しており、期間も短期から6ヶ月以上の長期になるコースなど様々で、語学学校で英語の基礎から学ぶこともできますし、専門学校で資格を取得することもできます。
例えば、ビジネス英語コース、日本や韓国では英語力証明において重要視されるTOEICのコース、ケンブリッジ検定、IELTS、児童英語など英語力検定で高いスコアを残せるように組まれているコースもあれば、バリスタやアロマセラピーなどの専門分野における資格を取得できるコースも多く提供されています。
■ワーキングホリデー
語学学校に最大で4ヶ月間(17週間)通うことができること、また、仕事をすることができるので収入を得ながら生活することができます。通常1年間のビザですが、条件を満たしていればさらに1年間滞在することができます。(セカンド・サードワーキングホリデー)
留学費用をカバーしながら自由に生活できるので魅力的なビザとして人気ですが、30歳までにビザの申請を済ませておく必要がありますので、注意するようにしてください。
■大学・大学院進学
日本での社会人経験がある方の中には、働くことを通してビジネスについて興味を持ち、もっとビジネスについて勉強したいと考える方がいらっしゃいます。そして、その中には英語を使って世界でビジネスをしたいと大学・大学院進学にチャレンジされる方がいるのも事実です。
オーストラリアの大学・大学院にはビジネス系のコースが多く提供されているので、興味があり勉強したい分野や将来性のある分野を選択することができます。また、ビジネスやマネジメントにおける最高峰と呼ばれるMBAのコースもありますので、興味がある方は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
■観光ビザでの短期留学
観光ビザは最大で3ヶ月間の就学が認められていますので、コース期間が3ヶ月未満の短いコースの場合は、観光ビザで受講できるコースがあります。観光ビザでは働くことは禁止されていますので、必ず守るようにしてください。
留学の目的やコースの期間によってそのタイプは異なりますが、それぞれに合わせることができるのは、幅広く留学する方を受け入れる環境が整っているからとも言えます。日本とは違う土地で異なる文化や言語を通して、自身を成長させる新しい機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
社会人の方であっても留学する方は少なくなく、資格取得やキャリアアップなどを目指して日本とは違う環境でチャレンジしている
留学する目的や将来のビジョンをできるだけ明確にすることで留学タイプが絞られる
語学留学、ワーキングホリデー、大学院進学、観光ビザでの短期留学など留学する目的によって留学タイプは異なるが、そのタイプは多く留学しやすい環境である
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