留学を控えている方は、これから経験できることを想像してワクワクする反面、その国に馴染めるか?語学力は成長するのかな?など心配なこともあるでしょう。そんな中で、あらかじめ気をつけなければいけないことを頭に入れておけば、心配や不安も少なくなると考えました。
今回は、オーストラリア留学中に気をつけるべきことを紹介していきます。
1. 検疫
オーストラリアの検疫は世界一厳しいとも言われています。日本からホームステイ先へのお土産としてお菓子を持っていく方もいらっしゃいますが、持ち込みが禁止されている物が含まれていれば没収されますので、事前に何が持ち込めるのか確認するようにしましょう。
また、申告が必要な物にも関わらず申告を忘れると罰金などのペナルティーを課せられることがありますので、きちんと申告するようにしましょう。
2. ホームシック
日本での慣れた生活を離れ、初めての海外生活を送る際に一部の方が経験するのがホームシックです。異なる環境の中に身を置き慣れないことが多いので、一時的に不安になることもありますが、乗り越える方がほとんどです。
学校の友達と一緒に過ごす時間を増やしたり学校行事に参加するなどして、一人でいる時間を短くすることも必要ですし、ストレスを発散する場所を見つけることも大事です。
オーストラリアは日本との時差が少ないため、日本にいる家族や友人と連絡も取りやすいので、話を聞いてもらうことで落ち着くこともできます。自分をコントロールできるのは自分自身しかいませんので、落ち着ける環境を作って楽しい留学生活を送れるようにしましょう。
3. 滞在先のルール
滞在方法はホームステイやシェアハウスなどがありますが、それぞれで気をつけなければいけないことがあります。
ホームステイをする場合は、まず家族の一員になるという意識を持つことが大事です。挨拶を忘れない、決められたルール(門限やシャワーの使用時間など)は守る、外出して夕飯に間に合わない時は連絡をするなど家族であれば当たり前のことを忘れないようにしましょう。
そして、シェアハウスも同じくルールは守るのは当然ですが、引っ越しや帰国で退去する場合、Notice(予告)という2週間前や4週間前にオーナーに部屋を出ることを伝えなければいけない決まりがあります。また、入居する際にBond(保証金)を支払いますが、Noticeが出ていく直前になり返金されない場合もありますので注意するようにしてください。
4. 軽犯罪における防犯
オーストラリアは治安が良い国として知られていますが、特に都市部では軽犯罪(すりや置き引き)が多い地域もあります。日本では防犯の意識が必要ない場合でも海外では必要です。例えば、
荷物を足元や椅子にかけないようにする
貴重品を持って外出する場合は必ず身につけておく
多額の現金を持ち歩かない
特に夜の単独行動は避ける
などです。
日本では席を確保するために荷物を置いてその場を離れても、盗まれることはほとんどないかもしれませんが、海外では違います。海外での生活に慣れないうちは、その振る舞いから盗難のターゲットとして狙われることもありますので、細心の注意を払うようにしましょう。また、夜の単独行動や暗い道を一人で歩くなどは避けるように心がけてください。
5. タバコ・お酒
日本でも2020年4月から喫煙に対する法整備が進み、屋内は原則禁煙(吸える施設は各標識設置の義務)となりましたが、オーストラリアも同様にカフェやレストランなど屋内での喫煙は禁止されています。また、オーストラリアは地域によって乾燥しているので、タバコの火の処理には最新の注意を払うようにしてください。
お酒に関しても、公園や道路など公共の場で飲酒することは禁止されていますので、カフェやバー、自宅など決められた場所で飲むようにし迷惑がかからないようにしましょう。
まとめ
申告漏れがないように事前確認をする
精神的に落ち着ける環境作りをする
滞在先で決められたルールを守る
防犯意識を持つ
タバコやお酒は決められた場所で、また、周りに迷惑がかからないように気をつける
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