社会人の方が一言に留学をするといっても、それは勇気のいることだと思います。取得したい資格があるが費用はどのくらいかかるのか?帰国後に仕事に就くことができるのか?など心配事も多いことでしょう。
留学するメリットとデメリットを比較して、留学に意味があるか考えてみませんか?今回は、社会人留学のメリットとデメリットを紹介します。
1. メリット
■英語力と資格
オーストラリアの教育機関で英語を学ぶことで語学力の成長はもちろん、ビジネス系の資格を取得できれば資格と同時に将来のキャリアアップに繋がる経験やスキルも養うことができます。
例えば、TOEICで高いスコアを残せば外資系企業の就職に有利になるだけでなく履歴書に記載することができる資格になる、児童英語教師のコースを修了し資格を取得できれば世界で通用する国際資格となりその道で働くのに有利になるでしょう。
このように取得できる資格の中には、履歴書に書ける転職に有利になるものや海外就職に活かせる資格があるのです。
■多国籍な環境
オーストラリアは移民の国と呼ばれており、多国籍国家として知られています。そのため、様々な国の文化や習慣、考えに触れることができます。そういった経験を積み重ねていくうちに日本の良さと海外の良さ、その両方が見えてくるようになり、仕事や生活の中で活かせる新たな発見に繋がることもあります。
客観的に日本を見ることができるのは、海外にいるからこそできることで、他国の人から見る日本の印象や世界における日本の立ち位置など、日本では気づかないことが多くあります。そして、それらの経験は後々、世界の人とコミュニケーションを取る際に役立つことでしょう。
■海外のネットワーク
多国籍国家であるために、オーストラリアだけでなく様々な国の方と交流することができます。もちろん、待っているだけでは何も生まれませんが、積極的に行動を起こすことで世界中に繋がりを持つと同時に多くの友人ができる可能性も十分にあります。その中には、海外との大きなパイプとなり海外就職やビジネスチャンスに繋がることも十分に考えられます。
2. デメリット
■留学費用
留学にはまとまった費用が必要になります。社会人の方が留学するということは、仕事を辞めて、もしくは休職して留学することになるので、当然のことながら収入は減ります。しかし、オーストラリアでは学生(観光ビザは除く)であっても2週間に40時間(週に20時間)まで働くことができるので、生活費は節約しながらカバーすることができます。まとまった費用をかけてのことなので、明確な目的と目標を持ち、自己投資に成功したと言える留学にしたいものです。
■職歴に影響
留学期間中は職歴に空白期間ができてしまい、帰国後の再就職に影響します。特に、ワーキングホリデーは「留学」ではなく「休暇」と取られることが多く、実際に就職が難しくなる場合があります。
重要なことは、何故留学し、留学中に何を達成し、自分がどのようになったか説明できるだけのことを経験することです。そのためには、留学前に留学後の自分がどうなっていたいか、将来のビジョンをできるだけ明確にしておくことです。過ごし方次第では、この空白期間をプラスに働く材料に変えることもできます。
まとめ
冒頭にあるように、社会人の方が留学することは日本での生活を手放すことでもあり、やはり勇気がいることです。しかしながら、行動を起こさなければ何も始まらないのも事実で、留学が何かしらの形でプラスに働く可能性が高いのであれば、チャレンジする価値は十分にあると思います。
メリットとデメリットをしっかりと理解し、留学後に留学して本当に良かったと言える、そんな経験にしましょう!
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