オーストラリアではラグビー、サッカー、テニス、水泳、クリケットなど様々なスポーツが盛んな国で、それらのスポーツ関連行事が多く開催されています。スポーツはオーストラリアのライフスタイルの中心にあり、スポーツ関連業界はこれからさらに伸びる業界として注目されてます。グリフィス大学はこのスポーツ関連分野において高い評価を受けている大学の一つで、QS世界大学分野別ランキングで2019年以降世界TOP50位にランクインし続けています。今回はスポーツ関連業界に興味がある方や将来この業界に携わりたいと考えている方に同大学のスポーツマネジメントについて紹介していきますので、参考にしてみてください。
1. グリフィス大学のスポーツマネジメントについて
グリフィス大学のスポーツマネジメントでは、スポーツイベントの企画、マーケティングなどスポーツ業界の専門知識を学び、プロスポーツチーム及び非営利組織などを管理するスキルを身につけます。
同大学では継続的に研究を続け資格を得た優秀な教授陣を揃え、
国際オリンピック委員会
オーストラリアスポーツコミッション
世界反ドーピング機関
など世界の様々な機関にマーケティングやビジネスにおける解決策を提供しています。
また、世界の大学評価機関の一つ「QS世界大学ランキング」の分野別ランキングにおいて、2019年以降世界TOP50位にランクインし続け、2021年に世界24位と過去最高位にランクインしている世界的にみても非常に高い評価を受けている分野の一つです。
外部リンク:QS世界大学ランキング
2. ビジネス学部(スポーツマネジメント専攻)への進学方法
同大学のビジネス学部への進学方法は、
直接入学
ディプロマコース経由
ファウンデーションコース経由
の3つの方法があります
直接入学
同大学のビジネス学部へ直接入学する場合、
学力 | 英語力 |
GPA3.7以上 (5段階評価) | IELTS6.5以上 (各項目6.0以上) |
が入学条件となっています。
また、授業料、入学月、期間は、
授業料 | AUD$31,000 / 年 (約279万円) |
入学月 | 2月 / 7月/ 10月 |
期間 | 3年間 |
上記の通りです。
ディプロマコース経由
同大学のカレッジで開講されている、Diploma of Business を受講し大学2年次に編入する方法ですが、ディプロマコースを受講する条件は、
学力 | 英語力 |
GPA2.8以上 (5段階評価) | IELTS5.5以上 (各項目5.0以上) |
です。
また、授業料、入学月、期間は、
授業料 | AUD$31,000 / 年 (約279万円) |
入学月 | 2月 / 7月 / 10月 |
期間 | 8〜12ヶ月 |
上記の通りになります。
直接入学する場合よりも学力・英語力ともに条件が低くなっています。
さらにディプロマコースで履修した単位は全て移行できるので、大学編入時は2年生からスタートとなり卒業が遅れる心配もありません。
ファウンデーションコース経由
同大学のカレッジで開講されている Foundation Program を受講し大学本科コースへ進学する方法ですが、ファウンデーションコースを受講する条件は、
学力 | 英語力 |
GPA2.8以上 (5段階評価) | IELTS5.5以上 (各項目5.0以上) |
です。
また、授業料、入学月、期間は、
授業料 | AUD$24,500 (約221万円) |
入学月 | 2月 / 7月 / 10月 |
期間 | 8ヶ月間 |
上記の通りになります。
ファウンデーションコース経由の場合、コースの期間+大学3年間の合計約4年間で大学卒業となり通常よりも費用と時間はかかりますが、同コースでは大学進学時に学習面で困らないようにプレゼンの準備や発表の仕方、リサーチのコツなど大学進学の準備期間と位置付けられていますので、しっかりと土台を固めてから大学進学したい方にはおすすめの進学方法です。
※学力や英語力は最低限必要なスコア
※AUD$1 = ¥90換算
3. 履修科目
同大学のビジネス学部は、
Business Major
Commerce Major
Language Major
の3つに専攻が分かれていて、Business Major(15の専攻)の中に「スポーツマネジメント」があり、ビジネスについて学ぶと同時にスポーツ業界に特化した科目を学ぶことができます。
ビジネス学部の専攻や1〜3年目までの流れなど詳細については、
の記事を参考にしてください。
【Bachelor of Business(専攻:Sport Management)】
Majors:Sport Management | 単位 (Credit Points) |
Sport Management Principles | 10 |
Sport Event and Facility Planning | 10 |
Sport Digitisation and Communication | 10 |
Contemporary issues in Sport Business | 10 |
Sport Marketing | 10 |
Sport Development Systems | 10 |
上記の通りとなります。
続いて卒業後の進路について紹介します。
4. 卒業後の進路
ビジネス学部でスポーツマネジメントを専攻した場合の就職先は、
スポーツクラブ
スポーツイベント管理・運営
スポーツツーリズム
スポーツマーケティング
アスリート
などが挙げられます。
アスリートとしてだけでなく、スポーツチームの広報やスポーツイベントの運営など各種スポーツをサポートする側としても活躍することができますので、とにかくスポーツが好きという方にもおすすめの分野になります。
5. 英語力が足りない場合
ビジネス学部へ進学するには、IELTS5.5〜6.5相当の英語力が必要です。
英語力が足りない場合は、グリフィス大学附属語学学校で英語力を身につける必要があります。
英語レベルによって受講期間は異なりますので、下記目安になりますが参考にしてください。
受講期間 | 英語レベル |
10週間 | IELTS6.0 (各項目5.5以上) |
20週間 | IELTS5.5 (W=5.5, 各項目5.0以上) |
25週間 | IELTS5.5 (各項目5.0以上) |
30週間 | IELTS5.0 (W=5.0, 各項目4.5以上) |
35週間 | IELTS5.0 (各項目4.5以上) |
40週間 | IELTS4.5 (W=4.5, その他4.0以上) |
45週間 | IELTS4.5 (各項目4.0以上) |
45週間以上 | IELTS4.0 |
続いて、授業料などの詳細は、
授業料 | 25週未満:AUD$455 / 週 25週以上:AUD$425 / 週 |
入学月 | 毎月(大学のホリデー(休暇)期間を除く) |
期間 | 10週間〜最大50週間 |
上記の通りです。
英語レベルが低ければ低いほど、語学学校に通う期間が長くなり費用も時間も余計にかかりますので、大学進学を目指す方は日頃から英語学習の時間を確保し、少しでも英語力を身につける努力をするようにしましょう。
※弊社経由でお申込の場合、
25週未満:AUD$455→364
25週以上:AUD$425→340
の割引が適用され、直接お申込されるよりお得ですのでお気軽にお申し付けください。
※IELTSはアカデミック・モジュールのスコア
※AUD$1 = ¥90換算
まとめ
グリフィス大学のスポーツ関連分野はQS世界大学分野別ランキングで世界TOP50位に入るほど世界的にも高い評価を受けている分野です。
卒業後の主な就職先としてスポーツクラブ、スポーツイベント管理/運営、スポーツツーリズムなどスポーツをサポートする側とアスリート(プレイヤー)などが挙げられます。
同大学のビジネス学部でスポーツマネジメントを専攻することができ、進学方法は直接入学のほか、ディプロマコース経由、ファウンデーションコース経由の3つの方法があります。
3つそれぞれの進学方法の基準を満たさない場合でも段階的に英語力を身につけ進学を目指すことができますが、その場合は時間も費用もかかりますので、入学条件を満たさない場合は日頃から英語力を向上させることを意識して過ごすことが重要です。
プレイヤーとして、各スポーツをサポートする側として活躍することができる分野ですので、スポーツに興味がある方は世界的にも評価が高い同大学でスポーツマネジメントを学ぶことも進路の一つとして検討されてみてはいかがでしょうか?
弊社では定期的にグリフィス大学/大学院進学の説明会を実施しております。
グリフィス大学/大学院進学説明会の参加ご希望の方は「こちら」からご予約できます。
グリフィス大学のご質問やご相談などがあればお気軽にお申し付けください。
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