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ITを学ぶ

ITと一言にいっても様々な分野に分かれています。大きく分けると、情報通信、メーカー、ソフトウェア、コンサルタントなどに分けられ、情報通信であれば、インターネット関連会社や広告会社、ソフトウェアであれば、システム開発会社やSI(システムインテグレーター)などが活躍の場となります。

また、ITの技術や資格は一度身につければ世界で通用する大きな武器となり、日本に限らず世界で活躍することができ、この分野における魅力の一つでしょう。


今回はITを学ぶために必要な英語力や開講されているコースについて紹介していきます。

 
1. オーストラリアでITを学ぶ

オーストラリアでIT分野の勉強をすることで、専門用語やIT分野におけるスキルや語学(英語)を同時に身につけることができます。ITの仕事ではチームを組んで作業を進めるので、コミュニケーションを取ることが多く、海外で活躍したい人にとってはオーストラリアで現地の人や外国の人と一緒に作業を進めたという大きな自信と経験になるでしょう。


ITにおける技術や資格は世界共通で、さらに英語で学んだとなれば、就職する場所は日本から世界へと大きく活躍の場を広げることに繋がります。


特にIT分野に関しては、最新の情報や製品などそのほとんどが基本的にアメリカから発信されるので、英語で習得する意味は非常に大きいのです。

 
2. ITを学べる教育機関

ITを学ぶのは、大学、大学院、専門学校(TAFEを含む)の3つとなり、それぞれの教育機関で必要最低限の英語力が異なります。

専門学校 IELTS5.5以上

大学/大学院 IELTS6.0以上


※IELTSのスコアはアカデミック・モジュールのスコアです。


注意するべきは、この英語力は目安であり、必要最低限の英語力であるということです。IT分野ではより専門的な英語が必要となりますので、知識だけでなく実践的な英語も必要となるため、目安の+0.5以上の英語力を身につけておくことをおすすめします。

 
3. ITのコースについて

冒頭で触れましたが、ITと言っても実に様々な分野に分かれています。例えば、ITエンジニアのコースを例にすると、下記のようになります。



これはコースのほんの一例です。過去に関連した分野の勉強をしたことがある、自分の好きな分野など自分に合ったITのコースを選ぶようにしましょう。そして、多くの教育機関の中から留学生の目標や条件に近いコースを見つけ出せるのもオーストラリアの教育環境が整っているからこそです。


学位は、


専門学校 Certificate、Diploma、Advance Diploma

大学 Bachelor

大学院 Master


となります。


コースの期間と費用も教育機関により大きく異なります。目安となりますが、参考にしてください。


専門学校のコース修了後、大学の2年次に編入できる場合があり、大学の期間は2年間となります。

 
4. 注意しておきたいこと

ITの技術や資格を英語を通して習得できれば、活躍の場は世界へと広がり貴重な人材となることは間違いないでしょう。しかしながら、そこまでの道のりは決して簡単なものではありません。


例えば、TAFEでは実践的な授業が多く含まれている他、勉強する学生の90%以上が現地オーストラリア人です。これはIT分野に限ったことではありませんが、留学生は英語を母国語とする現地学生と机を並べて、かつ専門分野の勉強を英語で日々学習することになります。


注意しておくべきことは、そのような環境であっても自分の決めた目標や将来のありたい姿を目指して進む覚悟ができているかどうか、そしてそれを達成する為には、まず自分に合ったコース選択をすることが重要になります。

 
まとめ
  • オーストラリアでITを学ぶことはIT分野の技術や資格を習得すると同時に英語も習得できる

  • 必要最低限の英語力は高等教育機関によって異なるが、IELTS5.5以上が必要最低限のレベル

  • ITのコースは分野ごとに分かれて多くのコースが開講されているため、自分にあったコース選びが重要

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