観光学部、看護学部、ビジネス関連学部など世界的に高い評価を受け、留学生が付属の語学学校から大学へ進学できる環境を整えているグリフィス大学ですが、付属の語学学校、グリフィスカレッジ、グリフィス大学それぞれに奨学金が用意されています。対象者や給付条件はどのようになっているのでしょうか。今回はグリフィス大学の奨学金制度について紹介します。
1. 奨学金について
奨学金は、語学学校や専門学校、大学・大学院の授業料を減額や免除するもので、返済が不要な給付型と返済が必要な貸与型の2種類があります。
グリフィス大学の奨学金は給付型で、大学を含めた下記3つの教育機関の奨学金を紹介します。
グリフィス大学付属語学学校
グリフィスカレッジ
グリフィス大学
2. グリフィス大学付属語学学校の奨学金
ダイレクトエントリープログラムと呼ばれる進学準備コースの奨学金です。
【GELI Direct Entry Program (DEP) Scholarship】
奨学金の対象となる学生はDEPコースの修了式で発表があり、決定通知書を受取ることができ、記載されている期日までに奨学金の受取り承諾が必要です。
その後、大学もしくは大学院で受講するコースの授業料から差し引かれ、残りの授業料を支払う、というのが一連の流れになります。
3. グリフィスカレッジの奨学金
グリフィスカレッジでディプロマコースを受講した学生向けの奨学金です。
【Griffith International Scholarship for Griffith College Diploma to Degree】
奨学金の受取り、授業料から差し引かれる一連の流れは付属の語学学校と同じです。
4. グリフィス大学の奨学金
グリフィス大学には下記3つの奨学金が用意されており、
Griffith Remarkable Scholarship
International Student Academic Excellence Scholarship
International Student Academic Merit Scholarship
詳細は下記の通りです。
Griffith Remarkable Scholarship
授業料の半分が免除となる魅力的な奨学金ですが、そのハードルは決して低くありません。
まず、対象者となる条件を満たし、必要な書類を締め切りまで提出し、その後審査を受けることになります。
International Student Academic Excellence Scholarship
International Student Academic Merit Scholarship
奨学金を受ける条件を満たしていれば、出願後に自動で審査されオファーレター (Offer of Letter) に記載されています。
5. 奨学金を受け取るために必要なこと
DEPやカレッジの奨学金は、それぞれのコースで対象者となり得る成績を残すことが重要となりますが、大学の奨学金の場合、日本での過ごし方も大きく影響します。
というのも、高校卒業後に直接大学へ進学する場合、GPAの数値を考えると高校の成績が非常に重要になるからです。
進路がオーストラリアの大学進学と決まっているのであれば、高校での成績を重視すると共に、英語力(IELTS、TOEFLなど)アップにも時間をかけるべきです。
また、ディプロマコース経由で大学進学した場合は、ディプロマコースの成績が反映されますので、高い英語力が必須です。
いずれにしても、目標を設定しゴールへ向かうことが、学習するという点においてマイナスに働くことはないので、しっかりとした計画のもと準備を進めるようにしましょう。
まとめ
奨学金には給付型と貸与型があり、グリフィス大学は付属校を含め3つの教育機関で給付型の奨学金を提供しています。
それぞれ奨学金の種類や規模に伴い条件が異なり、競争率も高く、必ず給付が約束されたものではありませんが、具体的な目標を決め、希望する進路に向かうことは、学習面のみならず様々な面でプラスになるはずです。
観光、看護、ビジネス関連学部で人気の高いグリフィス大学進学を希望する方は、奨学金も合わせて目指してみてはいかがでしょうか。
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