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グリフィス大学で環境科学を学ぶ

グリフィス大学の環境科学はオーストラリアとニュージランドの環境研究所によってオーストラリアで初めて認定された歴史ある学部の一つで、この学位の内容と質は非常に高く卒業後の優位性も高いものとなっています。また、クイーンズランド州南東部における自然科学および環境科学で1位にランクインした実績ある学部ですが、同学部への入学条件や学費、卒業後の進路はどのような選択肢があるのでしょうか。今回は同大学の環境科学部について紹介します。

 
1. グリフィス大学の環境科学について

グリフィス大学は最新のQS世界大学ランキングで243位にランクインしていて、日本の慶應大学(214位)と近いランキングの大学です。また、環境科学に関してはQS世界大学ランキングの科目別ランキングにおいて世界上位1%の151-200位にランクインしています。


同大学の環境科学はオーストラリアとニュージランドの環境研究所によってオーストラリアで初めて認定された歴史ある学部で、この学位の内容と質が高いことはもちろん卒業後の優位性も非常に高いです。


2020年の The Good Universities Guide で「教育経験」と「教育の質」において5つ星を獲得しているだけでなく、クイーンズランド州南東部における自然科学および環境科学で1位にランクインしたことのある実績ある学部です。



外部リンク:The Good Universities Guide

 
2. 環境科学部への進学方法

同学部への進学方法は、

  • 直接入学

  • ディプロマコース経由

  • ファウンデーションコース経由

の3つの方法があります


  • 直接入学

同学部へ直接入学する場合、

学力

英語力

GPA3.7以上

(5段階評価)

IELTS6.5以上

(各項目6.0以上)

が入学条件となっています。


また、授業料、入学月、期間は、

授業料

​AUD$39,000 / 年

(約351万円)

入学月

​2月 / 7月/ 10月

期間

3年間

上記の通りです。


  • ディプロマコース経由

同大学のカレッジで開講されている、Diploma of Science を受講し大学2年次に編入する方法ですが、ディプロマコースを受講する条件は、

学力

英語力

GPA2.8以上

(5段階評価)

IELTS5.5以上

(各項目5.0以上)

です。


また、授業料、入学月、期間は、

授業料

​​AUD$35,750 / 年

(約322万円)

入学月

2月 / 7月 / 10月

期間

8〜12ヶ月(入学月によって異なる)

上記の通りになります。


直接入学する場合よりも学力・英語力ともに条件が低くなっています。


さらにディプロマコースで履修した単位は全て移行できるので、大学編入時は2年生からスタートとなり卒業が遅れる心配もありません


  • ファウンデーションコース経由

同大学のカレッジで開講されている Foundation Program を受講し大学本科コースへ進学する方法ですが、ファウンデーションコースを受講する条件は、

学力

英語力

GPA2.8以上

(5段階評価)

IELTS5.5以上

(各項目5.0以上)

です。


また、授業料、入学月、期間は、

授業料

AUD$23,500

(約212万円)

入学月

2月 / 7月 / 10月

期間

8ヶ月間

上記の通りになります。


ファウンデーションコース経由の場合、コースの期間+大学3年間の合計約4年間で大学卒業となり通常よりも費用と時間はかかりますが、同コースでは大学進学時に学習面で困らないようにプレゼンの準備や発表の仕方、リサーチのコツなど大学進学の準備期間と位置付けられていますので、しっかりと土台を固めてから大学進学したい方にはおすすめの進学方法です。



※学力や英語力は最低限必要なスコア

※AUD$1 = ¥90換算

 
3. 履修科目

同学部の専攻は

  • Ecology and Conservation

  • Environmental Chemistry

  • Soil and Water Science

  • Urban Environments

の4つに分かれています。


【Bachelor of Environmental Science:Year 1】

コースリスト

(Course lists)

単位

(Credit Points)

Quantitative Reasoning

10

Chemistry 1A or Chemistry 1

10

Biological Systems

10

Introduction to Environmental Sustainability

10

Statistics

10

Intro to Digital and Spatial Analysis

10

Earth Systems

10

上記70ポイントは専攻関係なく必須で取得しなければいけない単位です。


そして、残りの10ポイントは上記4つの専攻によって異なりますが、


  • Ecology and Conservation

  • Environmental Chemistry

  • Urban Environments

が専攻の場合、

コースリスト

(Course lists)

単位

(Credit Points)

Understanding Australian Cities

(Urban Environments Major)

10

Genetics and Evolutionary Biology

(Ecology and Conservation Major)

10

Chemistry 1B

(Environmental Chemistry)

10

Chemistry Ⅱ

(Environmental Chemistry)

10

上記の通りになります。


また、

  • Soil and Water Science

が専攻の場合、上記4つの単位の中から選ぶ、もしくは、

コースリスト

(Course lists)

単位

(Credit Points)

Linear Algebra

10

Calculus Ⅰ

10

Fundamentals of Biochemistry

10

Human Biology : from Cells to Systems

10

The Future of Work

10

Business Decision - Making

10

Foundation Mathematics

10

First Peoples

10

上記のコースリストから選び、合計80ポイントの単位を取得します。


Year 2(2年目) と Year 3(3年目)に関しては、


Major(60ポイント)& Free - Choice electives(20ポイント)の合計80ポイントを取得する必要があります。


Year2 &3 の詳細は、「こちら」から確認することができます。


続いて卒業後の進路について紹介します。

 
4. 卒業後の進路

環境科学部の進路として挙げられるのは、

  • 環境コンサルティング

  • 野生生物の生物学産業

  • 保存科学産業

  • 環境科学産業

  • 環境管理産業

  • 環境化学産業

  • 土壌科学産業

  • 都市計画産業

などが挙げられます。


環境科学に特化した分野だけでなく、関連するさまざまな分野を進路先として目指すことができます。

 
5. 英語力が足りない場合

環境科学部へ進学するには、IELTS5.5〜6.5相当の英語力が必要です。


英語力が足りない場合は、グリフィス大学附属語学学校で英語力を身につける必要があります。


英語レベルによって受講期間は異なりますので、下記目安になりますが参考にしてください。

受講期間

英語レベル

10週間

IELTS6.0

(各項目5.5以上)

20週間

IELTS5.5

(W=5.5, 各項目5.0以上)

​25週間

IELTS5.5

(各項目5.0以上)

​30週間

IELTS5.0

(W=5.0, 各項目4.5以上)

​35週間

​IELTS5.0

(各項目4.5以上)

​40週間

​IELTS4.5

(W=4.5, その他4.0以上)

​45週間

​IELTS4.5

(各項目4.0以上)

​45週間以上

​IELTS4.0

続いて、授業料などの詳細は、

授業料

​25週未満:AUD$455 / 週

25週以上:AUD$425 / 週

入学月

毎月(​大学のホリデー(休暇)期間を除く)

期間

10週間〜最大50週間

上記の通りです。


英語レベルが低ければ低いほど、語学学校に通う期間が長くなり費用も時間も余計にかかりますので、大学進学を目指す方は日頃から英語学習の時間を確保し、少しでも英語力を身につける努力をするようにしましょう。


※弊社経由でお申込の場合、

  • 25週未満:AUD$455→364

  • 25週以上:AUD$425→340

の割引が適用され、直接お申込されるよりお得ですのでお気軽にお申し付けください。


※IELTSはアカデミック・モジュールのスコア

※AUD$1 = ¥90換算

 
まとめ

グリフィス大学の環境科学部は、オーストラリアとニュージランドの環境研究所によってオーストラリアで初めて認定された歴史ある学部です。


そのため、同大学の学位の内容と質は非常に高く卒業後の優位性も高いものとなっています。


同学部への進学条件は、最低限IELTS5.5以上の英語力が必要で、英語力が足りない場合は英語力に応じて進学英語準備コース、もしくは一般英語コースを受講して必要な英語力を身につけます。


各専攻に応じたカリキュラムを履修し、卒業後は

  • 環境コンサルティング

  • 野生生物の生物学産業

  • 保存科学産業

  • 環境科学産業

  • 環境管理産業

  • 環境化学産業

  • 土壌科学産業

  • 都市計画産業

などの職種を目指す、もしくはさらに研究を続けるために大学院へ進学することを目指すことができます。


弊社では定期的にグリフィス大学/大学院進学の説明会を実施しております。

グリフィス大学/大学院進学説明会の参加ご希望の方は「こちら」からご予約できます。

グリフィス大学のご質問やご相談などがあればお気軽にお申し付けください。

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