DESIGN YOUR FUTURE
■ 無料と有料のエージェント費用比較
留学エージェントには、有料と無料の2種類がありエージェント選びの段階で留学費用に差が出ることをご存知でしょうか?
-
留学のサポートをしてもらうからサポート料を支払う
-
教育機関(大学や語学学校)の紹介、申込みをしてもらうから手配料を支払う
-
現地到着後、現地オフィスを利用し引き続きサポートをしてもらうから現地サポート料を支払う
など、留学エージェントはお客様が安心して留学できるようにさまざまなサポートを行なっていて、これらのサポートがエージェントによって有料と無料に分かれています。
それでは何故、留学サポートが有料と無料のエージェントがあるのでしょうか?そして、無料のエージェントはどうやって会社を運営しているのでしょうか?
これらの理由を知ることが、お客様の留学費用を正しく使うために必要な知識になります。
準備した大切な留学資金を正しく使うために必要なことは、
-
留学費用について正しい知識を得ること
-
留学費用についてしっかりと理解をすること
この2点だけです。
それでは、留学費用に差が出る理由を説明していきます。
■ 留学費用に差が出る理由
留学費用に差が出る理由は大きく分けて、
-
サポート費
-
自社レート
の二つがあります。
1. サポート費
一般的にサポート費とは、留学手続き費用やビザ申請代行費用、現地サポート費用などのことを言いますが、有料・無料の2種類のエージェントを区別するにはこのサポート費が関係しています。
どのように区別されるかというと、
-
お客様と教育機関の両方から手数料をもらう(有料エージェント)
-
教育機関からのみ手数料をもらう(無料エージェント)
と区別することができます。
お客様から手数料をいただくので、当然ながら無料のエージェントよりも有料のエージェントの方が留学費用の総額は高くなります。
学校に支払う学費(入学金、授業料、教材費など)や海外留学保険料などに大きな差はありませんが、エージェントに支払う手数料で大きく差が出るのです。
具体的にどのくらいの費用の差が出るか、一例を「こちら」でご覧ください。
エージェントに支払う手数料だけで約19万円の留学費用を節約することになります。
もちろん、お客様が希望する特別なサポートがあれば必要だと思いますが、同じサポート内容で有料と無料の2択であれば無料エージェントを利用するだけで費用を大きく抑えることができます。
また、上記費用比較の図には「独自レート」と「通常レート」という言葉がありますが、詳しくは自社レートで説明していきます。
-
自社レート(独自レート)
自社レートとは、エージェント独自の為替レートの設定値のことです。
例えば、通常のレートでオーストラリアドルが1ドル=90円だった場合に、通常レートに5円ほど上乗せ(AU$1=95円換算)することで、その差額分を手数料として受け取ります。
上記費用比較の図を参考にすると、合計額はAU$8,450で同じ金額ですが、為替レートの違いによってお支払合計金額に約4万円の差額が生じています。
ワーキングホリデー留学の費用一例ですが、有料エージェントに支払う手数料と自社レートによる差額によって、20万円以上の費用差があることが分かると思います。
自社レートの対策として、
-
格安の送金業者
-
学費の直接支払い
上記2点の方法があることを覚えておきましょう!
1. 格安の送金業者
最近では格安の送金業者(手数料0.5%〜2.0%程)もあり、日本の金融機関よりも安い場合がありますので、為替レートを確認して節約することができます。
2. 学費の直接支払い
費用が大きくなる学費の支払いは、留学エージェントを通さずにお客様が直接オーストラリアの教育機関に支払うことができます。
ただし、初回の支払いは学費の他にホームステイ費用、ビザ申請費用、エージェントサポート費用などまとめて支払うので1回で支払う方が送金手数料がお得な場合があります。
自社レートを設定している可能性が非常に高いのは、必ず日本円で支払うように求められる場合です。
特に、長期語学留学や大学進学などで学費が大きくなる場合は、自社レートによる費用の差額は非常に大きくなりますので、学費の支払いオプションには直接支払いがあることを是非覚えておいてください。
これらサポート費と自社レートの2つが大きなポイントとして同じ留学プランでも料金の差が出る理由です。
ここまでお読みいただいた方の中には、
-
何故サポート料が有料なのか?
-
エージェントが手数料ををもらう分、直接申込と学費支払いを行えばもっと安くなるのでは?
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
-
何故サポート料が有料なのか?
有料の理由として考えられるのは、人件費や広告費のため、サポート内容に自信がある、利益を大きくしたいなど有料の留学エージェントによって異なると思います。
まずは、本当に有料のサポートを受ける必要があるのか?必要な場合は、提示されるサポート費に見合うだけの内容かどうかを見極めることが重要になります。
-
もっと安くなるのでは?
結論から言いますと、支払う学費は同じ(安くなりません)です。
むしろ、留学エージェントは年間を通して多くの生徒(留学生)を教育機関に紹介しているので、学校によっては特別価格(通常価格より安い)を提供し、そのメリットを受けられなくなる可能性があります。
本人が直接申し込む費用に差がないのに無料のサポートが受けれる、タイミング良く志望する語学学校の授業料が特別価格だった、外貨送金手数料が無料になったなど受けれるメリットが多いため留学エージェントを利用する人が少なくないのです。
ここまでサポート費と自社レートについて説明してきましたが、理解していただけたでしょうか?
最後に、お客様の大切な留学費用を正しく使うために必要なことを説明します。
■ 費用を正しく使うために
留学を検討している方の多くは、ネットで情報を集める、留学をしたことのある友人に聞く、詳しく知りたいことや分からないことをエージェントに聞くなど様々な方法で情報収集されていると思います。
一昔前と比べると、留学の情報は簡単に手に入れることができるようになりましたが、全ての情報が正しいとは限りません。
留学費用を正しく使うためには、繰り返しになりますが正しい情報を手に入れることです。
そのためには、一つのエージェントから見積りを取るのでなく、複数のエージェントから見積もりを取ることが必要です。
初めに話を聞いた留学エージェントで、手続きから申込みまでの全てを進めてしまうことはよくあることですが、不必要な費用がかかっていても知る由がありません。
留学費用は短期であっても決して安いわけではありませんので、見積もりを取って比較することで、正しい費用を把握するようにしましょう。
■ セカンドオピニオンについて
弊社はこれまでに紹介したような、サポート費用や自社レートの設定もありませんし、留学先の学校へ直接学費をお支払いしていただくことも可能です。
サポート費用や自社レートの設定によって支払う費用があれば、それは全て学費や生活費に充てて節約するようにしてください。
無駄な費用を払った、また、留学プランがベストではなかったなど、見積りの比較やプランの見直しをすることで改善できることは必ず留学前に行いましょう。
弊社では学校の紹介、出願代行、出発前と現地サポートなどのサービスを無料で提供しており、何度相談いただいても無料です。
お客様が納得いくまで何度でもアドバイスさせていただきますし、見積りの作成や見直しなどお気軽にお問い合わせください。